梅田・中之島の民泊・一棟貸し|大阪の玄関口と、川に浮かぶ文化の島
大阪の「キタ」の玄関口、梅田。新幹線でも空港からでも、まずここに降り立ちます。大阪駅の北側では、貨物駅の跡地がグラングリーン大阪(うめきた)という「みどりの街」に生まれ変わり、街の顔が大きく変わりつつあります。その少し南、堂島川と土佐堀川に挟まれて浮かぶのが中之島——役所や公会堂、美術館が並ぶ「文化の島」です。生まれたての大きな公園から、高層ビルの空中庭園、日本三大祭の一つ・天神祭まで、大阪の「今」と「積み重ねてきた時間」が同居するエリアです。交通の起点なので、どこへ出るにも動きやすいのが利点です。
うめきた・グラングリーン大阪——貨物駅の跡地が、駅直結の「みどりの街」に
大阪駅の北側は、いま日本でもっとも大きく姿を変えつつある一角です。かつてここには梅田貨物駅——JRの広大な貨物ターミナルが広がっていました。その跡地を再開発する巨大プロジェクトがうめきた(うめきた2期)で、2024年9月6日、その中核となるグラングリーン大阪が「先行まちびらき」を迎えました。全体の開業は2027年度に向けて段階的に進みます。
目玉は、街のまん中に広がるうめきた公園。南北あわせて約4.5ヘクタール、大規模なターミナル駅に直結する都市公園としては世界最大級とされます。線路と高層ビルに囲まれた大阪駅のすぐ裏に、これだけの芝生と樹木が広がる——「みどりとイノベーションの融合拠点」というこの街のコンセプトが、そのまま風景になっています。
うめきたの一つ前、2013年に開業したグランフロント大阪も、同じ貨物駅跡地の再開発です。ショップやレストラン、オフィス、知の交流拠点が集まる複合施設で、大阪駅から屋根付きの通路でつながっています。梅田は「完成した街」ではなく、いまも更新され続けている街だということが、この一帯を歩くとよくわかります。
そしてもう一つ、梅田で道に迷ったときの目印がHEP FIVEの赤い観覧車。ビルの屋上を突き抜けて地上約106メートルまで上がる、直径75メートルの真っ赤な観覧車で、世界で初めてビルと一体化してつくられた観覧車です。梅田の空にこの赤い輪が見えたら、そこが街の中心です。
梅田スカイビル——地上で組んだ庭園を、空へ吊り上げた
梅田の高層ビル群のなかでも、姿がひときわ独特なのが梅田スカイビル。1993年竣工、地上40階。二本のタワーの頂部を、円形の空中庭園で連結した世界初の連結型高層建築です。
驚くのはその造り方でした。上空で二棟をつなぐ円い庭園部分を、まず地上で組み立て、それを丸ごと吊り上げて頂部に据える——「リフトアップ工法」という離れ業で施工されています。地上約170メートルの空中庭園展望台に立つと、足元に梅田の街と淀川、遠くに大阪湾までが広がります。
このビルは、英ドーリング・キンダースリー社が選んだ「世界の20建築」に、パルテノン神殿やタージ・マハルと並んで挙げられたことでも知られます(「The Times」が選んだという話が流布していますが、これは誤りです)。大阪駅から歩ける距離に、こういう建築があります。
大阪天満宮と天神祭——鉾を流し、船で川をゆく夏
梅田の東、南森町のあたりに大阪天満宮があります。天暦3年(949年)、村上天皇の勅命で創建された古社で、主祭神は学問の神・菅原道真。道真が大宰府へ左遷される途上、この地にあった大将軍社に参詣したという縁から、後にこの社が建てられました。現在の社殿は天保14年(1843年)、大塩平八郎の乱による火災のあとに再建されたものです。
この社が全国に知られるのは、天神祭によってです。京都の祇園祭、東京の神田祭と並ぶ日本三大祭の一つ。起源は天暦5年(951年)、大川に神鉾を流し、流れ着いた場所で禊を行った鉾流神事(ほこながししんじ)にさかのぼります。
祭りの中心は、宵宮が7月24日、本宮が7月25日。本宮では、神様を乗せた行列が街をねり歩く陸渡御(りくとぎょ)から、大川を数多くの船が行き交う船渡御(ふなとぎょ)へと移り、夜には奉納花火が川面を染めます。川の街・大阪ならではの、水上の祭りです。このエリアに泊まれば、その本宮の夜に、川べりまで歩いて出られます。
天神橋筋商店街——「日本一長い」とされる、2.6キロの一本道
大阪天満宮の表参道から北へ、天神橋筋商店街が延びています。全長約2.6キロ、店舗数は約600。「日本一長い商店街」としてPRされている(=そう「とされる」)、まっすぐな一本道のアーケードです。
歴史も古く、江戸時代の初め、1653年頃にこのあたりで青物市が立ち、大阪天満宮の表参道として賑わってきました。区間ごとに「天一(てんいち)」「天三(てんさん)」といった略称で呼ばれ、それぞれ表情が違います。観光客向けの通りというより、大阪の人が普段使いする生活の商店街で、端から端まで歩くと大阪の日常がそのまま流れています。
南端が大阪天満宮のあたり、北端が地下鉄・阪急の天神橋筋六丁目駅。屋根付きのアーケードなので、雨の日でも端まで歩けます。
中之島——豪商が拓いた中洲、そして文化の島へ
堂島川と土佐堀川に挟まれた細長い中洲が中之島です。長さ約3キロ、幅は最大でも約300メートル。江戸時代の初め、豪商淀屋が1615年にこの中洲の開発に着手し、やがて諸藩の蔵屋敷が集中する、「天下の台所」大阪の物流・金融の中枢になりました。
いまの中之島は「文化の島」です。西端の中之島公園は1891年開園の大阪市初の市営公園で、約4千株のバラ園があります。堂島川と土佐堀川が分かれる先端「剣先(けんさき)」には噴水が上がります。
島のシンボルが、赤レンガの大阪市中央公会堂。1918年竣工のネオ・ルネッサンス様式の建物で、その建設費は株の仲買人・岩本栄之助が私財を投じて寄付したものでした。設計はコンペ当選の岡田信一郎の案をもとに、辰野金吾(東京駅を手がけた建築家)らが実施設計を担当。2002年に国の重要文化財に指定されています。一人の商人の寄付から生まれた公共建築が、100年を越えて島の顔であり続けています。
アクセス
| 新大阪(新幹線) | JR・Osaka Metro御堂筋線で数分、乗り換えなし |
|---|---|
| 関西空港 | JR関空快速で大阪駅から直通、または特急はるか |
| 伊丹空港(大阪空港) | 大阪駅・梅田からリムジンバス、またはモノレール乗り継ぎ |
| なんば・道頓堀 | 御堂筋線で乗り換えなし |
| 京都 | JR京都線・阪急・京阪で乗り換えなし |
| 神戸・三宮 | JR・阪急・阪神で乗り換えなし |
梅田・大阪駅はJR・私鉄・地下鉄が集まる西日本最大級のターミナルです。新幹線の新大阪へも、京都・神戸へも乗り換えなしで出られるため、大阪を拠点に関西を広く回る旅にもっとも向くエリアです。
よくあるご質問
- 新幹線の新大阪駅へは行きやすいですか?
- JRや御堂筋線で新大阪まで乗り換えなし、数分です。新幹線で大阪に入る方の拠点にしやすいエリアです。お部屋ごとの最寄駅は各ページに記載しています。
- グラングリーン大阪(うめきた)へは近いですか?
- 大阪駅の北側がグラングリーン大阪(うめきた2期)で、うめきた公園やグランフロント大阪、HEP FIVEの赤い観覧車はいずれも大阪駅・梅田から徒歩圏です。2024年に先行まちびらきを迎え、2027年度に向けて段階的に開業が進んでいます。
- 京都や神戸への日帰りはしやすいですか?
- 梅田・大阪駅からJR・阪急・阪神・京阪で、京都へも神戸へも乗り換えなしで出られます。関西を広く回る旅の拠点に向きます。
- 天神祭はいつ行われますか?
- 宵宮が7月24日、本宮が7月25日です。本宮では陸渡御・船渡御と奉納花火が行われます。詳細は大阪天満宮の公式情報をご確認ください。
- 天神橋筋商店街はどのくらいの長さですか?
- 全長約2.6キロ、日本一長い商店街としてPRされています。屋根付きのアーケードなので、雨の日でも歩けます。営業時間は店舗ごとに異なります。
- 梅田は初めてでも歩きやすいですか?
- 梅田は地下街が広く入り組んでいますが、大阪駅を起点にすればわかりやすくなります。お部屋までの経路はご予約後にご案内します。
- 夜は静かですか?
- 梅田の中心は夜も人が多いですが、福島・中之島・野田側は落ち着いた雰囲気です。静かに過ごしたい方はそちらのお部屋をお選びください。
- 何名まで泊まれますか?
- お部屋によって異なります。人数で絞り込んでお探しいただけます。グループやご家族向けのお部屋もあります。
- キッチンはついていますか?
- お部屋によって異なります。一棟貸しではキッチン付きのお部屋があります。設備は各お部屋のページでご確認ください。